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鳥取CLTのCLTで木造建築の価値を高める!

鳥取CLTのCLTで木造建築の価値を高める!

2023/10/31

自然の賜物である木材は建築に不可欠な素材ですが、強度や安定性の面での課題を抱えることがあります。そこで近年では、より強度や耐性の高い木造建築を可能にする素材として、CLT木材が注目されているのです。

中でも、株式会社鳥取CLTは、環境に配慮しつつ高品質なCLT製品を製作・販売しています。株式会社鳥取CLTの製品は、木の魅力を損なわない上に、現代建築に適している高性能なのが特徴です。高品質かつ軽量ながら強度を誇り、木の温かさや香り、機能性も備えています。株式会社鳥取CLTではCLTを駆使して自由で革新的な建築を提案しており、デザインの自由度が高く個性的な建物の実現が可能です。さらに株式会社鳥取CLTは、森林保護に貢献しながら、人と自然に優しい環境を築くことを追求しています。

鳥取CLTはどんな企業?環境へ配慮した取り組み

株式会社鳥取CLTは、「木材から木質材料へ自由で新しい建築を」というビジョンのもと、木材を高度な技術で加工して作る木質材料(CLT)を使った建築事業を展開しています。

株式会社鳥取CLTが作るCLTは、木材の魅力を損なわずに、現代の建築に必要な性能を備えているのが特徴です。そもそもCLTは、木材を切り出して板状にしたものを互いに直交させて積層し、圧縮することで作られます。このCLTは、高品質・最軽量級でありながら強度もあるという非常に優れた素材なのです。また、木材本来の温かみや香りはもちろん、湿度調整や防音などの機能性も兼ね備えています。

このCLTを使った、自由で新しい建築を提案しているのが株式会社鳥取CLTです。CLTは、さまざまな形やサイズに加工できるので、デザインの自由度が高く、個性的な建物を作ることができます。また、CLTは、木材の持つ生命力や自然との調和を感じられる素材であるため、人にも自然にも優しい環境の創造が可能です。株式会社鳥取CLTは、このようなCLTを活かした快適空間を提供し、人々の暮らしに幸せと豊かさをもたらすことを目指しています。

株式会社鳥取CLTが開発・販売している「CLT36」と「Jパネル」という二種類の木製素材は、それぞれ以下のような特徴を備えています。

CLT36

木の板を直角に重ね合わせて接着した素材です。「直交集成板」と呼ばれます。この素材は、鉄筋コンクリートや鉄骨と同等の強度と耐火性を持ち、建物の骨組みとして使えるのが特徴です。株式会社鳥取CLTが製造するCLT36は、日本で最も軽くて強い直交集成板として評価されており、JAS規格にも適合しています。そのため、オフィスビルや商業施設などの住宅以外の用途にも対応可能です。

Jパネル

三枚の木の板を直角に重ね合わせて接着したパネルで、床や壁としてだけでなく、家具やインテリアとしても活用できます。Jパネルは日本産の木材で作られており、AQ認証を取得しています。AQ認証とは、住宅用途に適した高品質な構造材であることを証明する認証です。

Jパネルは木材が持つ収縮や膨張という欠点を最小限に抑制した上で、木材の自然な質感やぬくもりを損ないません。品質や精度が安定し、長期間にわたって使える耐久性の高い製品です。また、木材が持つ断熱性や調湿性などの効果により、快適で健康的な空間を創り出せます。

なお、株式会社鳥取CLTが使う木材は、ほとんどが鳥取県内の山林から供給される国産材です。さらに、伐採された跡地に新しい木を植えることで、森林の健全化とCO2の吸収が促進され、地球温暖化の防止にも貢献しています。株式会社鳥取CLTは、「山の木を大事に使う」という理念のもとに、日本の山々を守り育てる事業を展開しているのです。

鳥取CLTが取り扱っているCLT

CLTとは、Cross Laminated Timberの略で、木のひき板を直角に重ねて接着剤で固めた木質建材です。これは、従来の木造建築に変わる新しい建築手法を可能にしました。株式会社鳥取CLTで取り扱っているCLTは、国内産の木材を使って製造した「CLT36」と「CLT90」という二種類です。

CLT36

CLT36は日本で最も薄くて軽いCLTで、JAS規格やAQ認証を取得しています。厚さは36mmで人が手で持てるくらい軽いため、施工がしやすく、様々な工法と組み合わせることが可能です。木造軸組工法や2×4工法と一緒に使うと、構造力や断熱力を高められますす 。さらに、仕上げ材としても使えるので、木の目や香りを楽しみたい方におすすめです。CLT36は、住宅用に床・壁・天井・屋根などに幅広く活用できる木材といえます。

CLT90

CLT90は厚さ90mmのCLTで、非住宅用の構造材として優れた能力を持っています 。強度区分はMx90やMx120となっており、中層建物や施設などにも対応可能です。また、倉庫の壁と棚を兼ねられるので、空間効率や耐火性能を向上できます。

株式会社鳥取CLTが製造しているCLTは、木の魅力を生かしつつ、品質と精度が安定した新しい木質材料です。木は地球にやさしい素材でもあり、CO2を吸収したり固定したりして温暖化を防ぐ役割を果たします。また、国内産の木材を使うことで、林業の活性化や森林の保護への貢献が可能です。

なお、CLT90はコンクリートや鉄骨と比べて軽量ではありますが、施工時にはクレーンなどの重機が必要になるでしょう。

鳥取CLTのCLT事例を紹介

株式会社鳥取CLTのCLTは、大規模施設にも活用されています。

鳥取市民体育館カウンターと案内板

2023年6月3日にリニューアルオープンした「鳥取市民体育館エネトピアアリーナ」は、鳥取市のスポーツの拠点となる施設です。メインアリーナやサブアリーナをはじめ、フットサル場やスケートボード場などがあり、スポーツの大会なども多数開催されています。。さらに、スクール企画も豊富なため、老若男女問わず楽しめる施設です。

この施設の受付カウンターと案内板には、株式会社鳥取CLTが作った36㎜厚の3層CLTパネルが使われています。受付カウンターや案内板に使われたCLTは、美しい木目が印象的なデザインで、体育館のイメージを引き立てています。

鳥取砂丘フィールドハウス

鳥取砂丘フィールドハウスは、自然の美しさを尊重している観光施設です。建物の外壁は、砂丘の色に合わせて淡い茶色に塗装されており、周囲の風景と一体化しています。

この建物の一部に、木材を重ね合わせた板材である株式会社鳥取CLTのCLT36が使われています。CLT36は、木のぬくもりや美しさを活かしながら、耐久性や防火性などの性能も高い木質系建材です。

CLT36を使った設備の中でも特筆すべきは、「風紋館」と「オアシス館」のに設置されたカウンターです。CLT36で作られたカウンターに座って、鳥取砂丘の壮大な景色を見ながら飲み物や軽食を楽しめます。また、部屋全体に統一感を出すために、カウンターの上部や棚板にもCLT36が使われているのです。


株式会社鳥取CLTは、CLTを使った建築事業を展開しており、木材の魅力を損なわずに、現代の建築に必要な性能を持った製品を提供しています。CLTは木材を直交させて積層し、圧縮することで高品質かつ強度を持つ木質材料です。これらのCLT製品を使うと、自由度の高いデザイン、木材の自然な質感やぬくもり、さらに耐久性や断熱性を確保できます。株式会社鳥取CLTが開発・製造しているCLT36とCLT90はさまざまな用途に適しており、木材の魅力を最大限に活かす素材として注目されているのです。また、株式会社鳥取CLTは、国産木材を使用して森林保護とCO2吸収に貢献しているため、環境ににも配慮しています。

「注目のCLT製造企業3社をピックアップ」では、他にもCLTを製造している企業をご紹介していますので参考にしてください。

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